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「震災、わが事のよう」＝中国首相、会見で哀悼の意
【北京時事】中国の温家宝首相は１４日の記者会見で、東日本大震災について
「わが事のように感じている」と述べ、犠牲者への深い哀悼とすべての日本人への心からの見舞いの意を伝えた。
その上で、「日本側のニーズに応じて、引き続き必要な支援を提供したい」と表明した。
温首相は全国人民代表大会（全人代）閉幕後、約２時間半にわたった記者会見の最後に自ら発言の機会を求め、
「日本は歴史上まれに見る特大の地震災害に見舞われ、日本人の生命と財産に巨大な損失をもたらした」と切り出した。
「中国も地震の多い国で、（日本の震災を）わが事のように感じている。
四川大地震では日本政府が援助隊を派遣し、物資も支援してくれた」と強調。
東日本大震災で中国側が救援隊を日本に派遣したことを説明した。
中国政府は同日、日本政府に対して３０００万元（３億７８００万円）相当の人道救援物資を提供することを決め、
第１陣としてタオルケットとテント、緊急照明設備などを上海から日本に送ると発表した。
時事通信社 （2011/03/14-15:27）
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