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東日本大震災でストップしたJR横須賀線の復旧が手間取り、利用者から不満の声が上がっている。
復旧が私鉄より遅れたうえ、同じJRの東海道線より後回しだったことで、沿線住民からは
「ばかにしてるのか」と怒りの声が渦巻いている。
川崎市幸区のJR新川崎駅付近は企業も多く、震災発生の11日は帰宅困難者が集まって大混乱した。
駅前で商店を営む臼井政弘さん(64)は「東海道線のように、横須賀線の安全点検も速やかに
すべきだったのでは。人員削減したせいでできないのか」と手厳しい。「横須賀線にも多くの
利用者がいることを忘れないで」とくぎを刺した。
ちょうど1年前に開業した横須賀線武蔵小杉駅(中原区)も13日、始発に合わせ改札を開けた。
同区の会社員男性(38)は「北海道に住む父を見送ったところ。羽田空港を使うには便利なので、
今日復旧してよかった」と胸をなで下ろしていた。
しかし、同区の自営業男性(70)は「トンネルや高架が多いとか、横須賀線の復旧遅れには
理由があるはず。JRは積極的に情報公開して利用者を安心させるべきだ」と指摘した。
「災害時こそ公共交通機関の力を発揮してもらいたかったのに、JRの対応には唖然(あぜん)と
しました」と話すのは逗子駅より一つ横須賀寄りの東逗子から川崎市に勤務している30代女性。
「12日だって大船-逗子間という中途半端な復旧。逗子から先はなぜいつも後回しなんですか?
横須賀線は終電も逗子まで。横須賀、久里浜の住民をばかにしていますよ」
鎌倉市在住の女性バイオリニスト(51)は「地震当日は東京都新宿区で仕事でしたが、JR利用者の
私だけが帰宅困難者になった。私鉄はみんな頑張ったのに、料金が高いJRは早々と回復見込みなし
という姿勢を打ち出して、やる気のなさにあきれた。JRは横須賀線利用者をなめていると思う」
と憤まんやる方ない様子だった。
東京新聞
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
やっと全線復旧した横須賀線=幸区の新川崎駅で
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