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【ニューデリー=田北真樹子】
「日本は立ち上がる。これまでも立ち上がってきた」。
インドの国会議員や有識者、高僧など約40人が13日、ニューデリー市内の日本大使館前で、
東日本大震災の犠牲者を追悼し、日本との連帯をアピールする式典を開いた。
呼びかけ人の野党インド人民党下院議員、タルン・ビジェイ氏(53)は15年来の親日家で、
「日本はインドの親友だ。集会を開くことで、私たちの気持ちが日本とともにあることを示したかった」と語った。
アスラニ元駐日大使は涙ぐみながら、「インド人は今回の事態を自国の出来事のように受け止めている。
日本は今回の大災害にも立ち向かう不屈の精神、回復力を持っている」などとあいさつした。
式典には斎木昭隆駐インド大使も出席。斎木氏は「着任して間もないが、早くもインドの日本に対する深い友情を確認している。
みなさんの言葉を日本の人々に伝える」と述べた。
震災が発生してからインド国内では追悼集会が各地で行われている。
産経新聞 2011.3.14 00:52
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