04/03/28 04:30
★全頭検査は合理性欠く BSEで吉野家社長批判
吉野家ディー・アンド・シーの安部修仁社長は25日、大阪市内で開かれた
「食の安全・安心フォーラム」(大阪外食産業協会など主催)で講演し、
牛海綿状脳症(BSE)発見に伴う米国産牛肉の輸入禁止について「輸入再開に
全頭検査が必要だとする考えは合理性を欠く」と、政府の姿勢を批判した。
安部社長は全頭検査について「時間がかかる上、人為的なミスも起こりうるため
安全が百パーセント確認できるわけではない」と指摘。
その上で「禁輸措置は牛肉相場を上昇させ、消費者に損害を与える。自分で
安全だと判断し、牛丼を食べたいという人から機会を奪うべきではない」と
早期の輸入再開を訴えた。
これに対し農水省の姫田尚消費者情報官は、講演後のパネルディスカッションで
「研究が進むにつれて危険部位が増えており、少しでも感染の恐れがある牛を
見つける全頭検査は必要」と反論した。
共同通信 URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
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