04/02/03 21:14
★万引男性暴行死で懲役8年 「焼酎1本で命奪われた」
・万引客から代金を取り戻そうと暴行、現金140円を奪い死亡させたとして強盗
致死罪に問われた無職斉藤信義被告(23)に、福岡地裁の陶山博生裁判長は
3日、「焼酎1本の万引で命を奪われた遺族の感情は察するに余りある」として
懲役8年(求刑懲役10年)の判決を言い渡した。
判決によると、斉藤被告は昨年4月21日夜、福岡県夜須町のコンビニ前にいた際、
知人の店員から男性(49)が焼酎1本(220円)を万引したのを聞き、追い掛けて
追及。近くの公園で暴行を加え、代金の一部として140円を奪った上、男性を
放置し死亡させた。斉藤被告は暴行後、コンビニに戻り店員に140円を返した。
強盗目的ではなかったなどとする斉藤被告の主張について、陶山裁判長は
「支払わせるために奪い取る一貫した意図があった」と強盗罪を認定。「万引を
否定する被害者の言動がきっかけになった偶発的な面はあるが、安易に暴力で
解決しようとした残忍な犯行」と述べた。
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