08/08/08 14:58:00
★麻生氏 金集め 企業・団体などから1年で3億円 「国民の目線」は可能?
◆麻生幹事長関連の政党支部・政治団体のカネの流れ(2006年)
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「安心実現内閣」とみずからの改造を名付けた福田康夫首相が、支持率挽回の
切り札として自民党幹事長に起用した麻生太郎元外相(衆院福岡8区)。
当人も「物価高を解決」などといっていますが、麻生氏は、2006年の1年間で、
企業や団体などから3億円を超すカネ集めをしていることがわかりました。
これで「国民の目線」は可能?
本紙が調べたのは、麻生氏が代表を務める政党支部や、麻生氏の資金管理団体
「素淮会」などおもな政治団体の政治資金収支報告書(06年)です。
1990年代、相次ぐ金権・腐敗事件への批判の高まりのなかで、
01年一月から、企業・団体献金は政治家個人に対しては、禁止されました。
ところが、自民党などは、政治家が支部長となった政党支部は「ОK」という
抜け道をつくり、企業・団体献金を引き続き集めています。
麻生氏は、支部長を務める「自民党福岡県第八選挙区支部」だけでなく、
2つ目の政党支部を持ち、企業・団体献金を集めています。
この政党支部は、「自民党福岡県窯業支部」で、「第八選挙区支部」とともに、
福岡県飯塚市吉原町の麻生太郎筑豊事務所内に同居しています。
「窯業支部」の会計責任者は、「第八選挙区支部」の事務担当者と同一人物です。
麻生氏は、二つの政党支部で、あわせて9000万円近い企業・団体献金を集めています。
「素淮会」は、東京都内のホテルで「政経セミナー」という資金集めパーティーを開催、
一晩で8000万円以上を稼いでいます。また、「麻生太郎先生を囲む会」(大阪府岸和田市)、
「中国素淮会」(広島県呉市)、「東海素淮会」(名古屋市)などの地方後援組織からの
「上納」が3670万円も。
二つの政党支部と同一場所にある「九州素淮会」も、「政経文化セミナー」を開催、
わずか250万円たらずの開催費で、6800万円の収入です。
「第八選挙区支部」への自民党本部からの寄付は、国民の税金である政党助成金です。
これら、麻生氏のおもな政治団体の集金力は、判明しただけで3億円を超しています。
しんぶん赤旗 URLリンク(www.jcp.or.jp)