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★グーグルがストリートビューを日本でも開始、ネットからは反発の声も
【Technobahn 2008/8/6 19:22】グーグルは5日、GoogleMapの機能の一つとしてこれまで
米国内向けに提供して「ストリートビュー（Street VIew）」の機能を日本向けに提供開始したことを発表した。
「ストリートビュー」とは地図をクリックすることで、そのポイントの360度パノラマ画像を
見ることができる機能。瞬時に360度パノラマ画像が撮影可能な特殊なカメラを装着した
自動車を使って主要道路をくまなく走行することで、元データを取得。
その上で、それらのパノラマ画像を撮影時に記録したGPSによる位置情報を利用して、
GoogleMap上にマッピングすることで実現したものとなる。
グーグルは日本向けにこの機能を提供するために、トヨタ製のプリウスの車体上部に
赤いパトライトのような形状をしたパノラマ撮影用カメラを装着した専用車（画像参照）を使って
1年前頃から東京などを始めとする日本全国の主要都市を巡回し、パノラマ画像用の
データ取得を行ってきたものと見られている。
「ストリートビュー」はグーグルが2007年5月から米国内向けに提供を開始したものとなるが、
その後、画像に写りこんでいる人物の映像から個人がはっきりと特定できるのはプライバシーの
侵害ではないかとする批判も殺到。プライバシーに配慮するために、今年の5月からは
自動認識ソフトを使って画像に写りこんでいる人の顔の部分だけに「ぼかし」を入れるなどの
対策も講じられていた。
ただし、それでも、このような形で個人の映像が公開されてしまうことに対する批判の声もでてきている。
グーグルでは今のところ、個人のプライバシーに関して問題があると考える映像があった場合には
連絡してくれれば対応を取ると述べている。
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