08/07/31 06:50:37
★ふぐ産地偽装 社長が決定
山口県下関市の水産加工会社が中国産のフグを国内産と偽って販売した
疑いが持たれている事件で、この会社の社長が警察の事情聴取に対し
「産地の偽装は自分が決めた」と話し始めていることがわかりました。
この事件は、下関市の水産加工会社「エツヒロ」が、今月上旬、
中国産のフグの刺身を熊本産と偽ってスーパーに販売した
不正競争防止法違反の疑いが持たれているものです。
警察は、「エツヒロ」の本社などを２９日捜索するとともに、
森敏一社長や社員から任意で事情を聞いています。
森社長は、当初偽装への関与を認めていませんでしたが、
警察の事情聴取に対し「偽装は自分が決めた」と話し始めているということです。
警察によりますと、「エツヒロ」は３年前、経営難のために仕入れるフグを
国内産から中国産に切り替えましたが、この際に利ざやを稼いで業績を上げるため
表示の偽装を始めたということです。
社員の間からは疑問の声もあがっていたということですが、
森社長は「会社の方針だ」と説明していたということです。
森社長は偽装への関与を認めてこなかったことについて、
「認めると会社がつぶれると思った」と話しているということで、
警察は押収した資料を分析するなど裏付け捜査を進めることにしています。
NHK URLﾘﾝｸ(www3.nhk.or.jp)
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