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県議会、申し合わせで決着
昨年行われた教員採用試験での現職県議の口利き問題で、県議会は18日、
代表者会議で、各議員が今後、一切働きかけを行わないことを申し合わせたものの、
今回の問題については調査しないことを決めた。
代表者会議では、口利きの依頼を受けた野地陽一県教育長から事情を聞いた。
会議後、遠藤忠一議長は今回の問題について、報道陣に「あってはならないこと」とし、
教員採用試験など各種試験において、県民から疑念を抱かれるような行為を行わない
とする申し合わせで決着したことを明らかにした。
野地教育長からは、県議の個人名などを聞くこともしなかったが、遠藤議長は
「試験の公平性は損なわれなかったのでただす状況ではない」と答えた。
■県教委へ要請書
この問題で、県労連などで作る「みんなで新しい県政をつくる会」(亀田俊英会長)の
小川英雄副会長は18日、県教委学校経営支援課を訪れ、口利きを依頼した県議の名前を
明らかにするよう県教委へ要請書を提出した。
同会によると、野地教育長は今月14日の県立学校長会議の際、大分県教員採用試験を
めぐる汚職事件に触れ、「このような不正は福島県ではない」と明言。
実態調査は行わない姿勢を示していたという。
しかし、新たに口利き依頼があったことなどが判明。「県教委はそれらの情報を積極的に
明らかにしてこなかった」とし、事実関係の調査、公表を求めた。
これに対し、同課の杉昭重課長は「口利き依頼は断り、不正を排除してきた。
不正は一切ないと断言できる」と述べた。
読売新聞 2008年07月19日
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