08/07/16 20:12:31
厚生労働省は16日、2007年度の「医療費の動向」をまとめ、中央社会保険医療協議会に報告した。
医療保険と公費負担医療の対象となる概算医療費の総額は、前年度比3・1%増の33兆4000億円で、
過去最高を更新した。前年度から約1兆円増加した分のうち、70歳以上の高齢者の医療費が約7500億円を
占めた。厚労省は「07年度は制度改正がなく、医療費の伸びは従来と同水準となった」としている。
高齢者の医療費は前年度比5・4%増の14兆5000億円で、医療費全体の43・4%を占めた。
1人当たり医療費は前年度比3・1%増の26万2000円。70歳未満は同1・5%増の16万1000円
だったのに対し、70歳以上は同2%増の75万7000円だった。
患者が医療機関を受診した延べ日数は0・9%減少したが、医療技術の高度化などから、1日あたりの医療費は
4・1%増加した。
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