08/06/26 08:37:50
★<ウナギ偽装>専門家に「厳罰化の早期実現が必要」の声
中国製ギョーザによる中毒事件や相次ぐ産地偽装事件で、食の安全や
産地に対する消費者の意識が高まる中、「飛騨牛」偽装事件に続き、
中国産ウナギかば焼きの産地偽装が25日発覚した。
消費者を欺く違法行為の相次ぐ発覚に、
専門家は「偽装に対する厳罰化を早期に実現することが必要」と指摘する。
今回、農林水産省からJAS(日本農林規格)法違反に問われた
神戸市の卸売業者「神港魚類」は、水産最大手のマルハニチロホールディングスの子会社。
マルハニチロは今後、調査してから再発防止策などを検討するという。
松本恒雄一橋大大学院教授(消費者法)は「納入業者の信頼性まで確認して
仕入れるのが流通業者の社会的責任」と指摘する。その上で、繰り返される
偽装問題に対しては「第三者が流通経路を追跡できるような仕組みの導入や、
不当表示に対しては課徴金を支払わせる法整備が欠かせない」と話す。
不当表示に対する課徴金制度を盛り込んだ独占禁止法改正案は
今月閉会した通常国会に提案されたが継続審議になっている。
毎日新聞 URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)