08/06/21 13:51:53
★日米首席が激論=テロ指定解除で「深い溝」-対北朝鮮
北朝鮮のテロ支援国指定解除の方針を表明したライス米国務長官発言をめぐり、
19日に会談した斎木昭隆外務省アジア大洋州局長とヒル米国務次官補が
激論を交わしていたことが20日、分かった。ブッシュ大統領の任期切れをにらみ、
非核化の進展を急ぎたい米側と、拉致問題が置き去りにされることを懸念する
日本側の溝の深さが鮮明となった形だ。
同日の自民党外交調査会で、斎木氏本人が明らかにした。
それによると、同氏は会談で、ライス発言を一面で報じた日本の夕刊各紙を見せながら
「反響の大きさを認識してほしい」と指摘。さらに「日米の信頼関係にかかわる問題だ」
と詰め寄り、拉致問題が進展しない限り指定解除しないよう求めた。
時事通信 URLリンク(www.jiji.com)
★「拉致進展なければ解除控えて」テロ支援国指定で外務省局長
外務省の斎木昭隆アジア大洋州局長は19日、外務省内でヒル米国務次官補と会談し、
拉致問題が進展しない限り、北朝鮮へのテロ支援国指定解除を控えてほしいとの
日本の立場を改めて伝えた。
斎木氏は会談後、記者団に「(解除問題での)私たちの考え方を明確に説明した」と強調。
同時に「日米両政府で緊密に連携していくことで了解した」と語った。
ヒル氏も「拉致問題は日本政府にとって重要なだけでなく、米政府にも関心のある問題だ」と述べた。
だが、米政府は人権問題などの最終解決は6カ国協議の第3段階で目指す方針を鮮明に打ち出し始めている。
米国務省のケーシー副報道官は同日、記者団に「第2段階は核問題に焦点をあてており、
拉致問題を含むすべての重要な問題の最終的な解決を必要とはしていない」と強調した。(00:24)
日経新聞 URLリンク(www.nikkei.co.jp)
▽関連スレ
【拉致問題】 ライス米国務長官のスピーチは北朝鮮に対するテロ支援国家指定解除が前提の話ではないと受け止め…外務省・小野寺副大臣
スレリンク(wildplus板)
外務省・小野寺副大臣の会見は>>2-5あたりに