08/06/14 19:23:32
「ポスト福田」候補に取りざたされる自民党の小池百合子元防衛相が、
同僚女性議員と共著の出版準備を進めるなど活発な動きを見せている。
「名前が挙がるのは光栄だけど、マスコミが面白がって取り上げて
くれているだけ」とかわす小池氏だが、視線を楽しむかのように、メディアへの
登場回数は急増している。
ニュースキャスター出身の小池氏はもともと知名度が高く、政治的な勘の
良さでも知られている。
「クールビズ」を推進した小泉内閣の環境相、「女性初」の安倍内閣の防衛相と、
閣僚経験も着々と積んできたが、ポスト福田で注目を集めたのは、今なお
国民的人気の高い小泉純一郎元首相が4月に「首相候補」と評したのがきっかけ。
「小泉さんは、次は小池さんで勝負するのでは」(閣僚経験者)との見方が
党内に一気に広がった。
最近は「京都議定書目標達成議連」の幹事長に就き、会長の中川秀直元幹事長とも
連携を深めている。
党内には日本新、新進、自由、保守、自民と所属政党を次々に変えてきたことに
まゆをひそめる向きが少なくなく、
所属する町村派内にも「派閥で小池氏を推すことはない」(幹部)との冷めた見方が多い。
その一方で、党内には「小池氏擁立ぐらいの思い切ったことをやらないと、
もう選挙で勝てない」(三役経験者)との危機感が強く、「米国の民主党のように、
総裁選を麻生太郎前幹事長と小池氏の一騎打ちにすれば、自民党の
支持率も上がる」(中堅)と期待する声も漏れている。
スポニチ
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