08/06/13 09:00:45
「お客様の安全を第一に」がモットー
Zoom
雨宿りする場所が限られていた2007年
早朝から雨模様となった12日(木)、静岡県駿東郡小山町にある富士スピードウェイがサーキット改修工事の途中経過の模様を報道関係者向けに公開した。
富士スピードウェイは昨年に日本GPを30年ぶりに開催したものの、実質的な近代F1初開催からもたらされた数々の不具合に大雨の影響もプラスされ、多くの観客から批判や不満の声が多数上がっていた。
しかし2008年日本GPに向けて富士スピードウェイは、F1事業部をF1事業本部へと格上げして体制を強化。“安心で確実な交通アクセス”と“楽しく快適な観戦環境”を基本方針とし、さまざまな部分において徹底的な見直しを図っている。
今回は、その見直しのメインとも言える場内施設改修工事(インフラ整備)の進展具合の公開となった。
富士スピードウェイは主に9つの常設施設改修計画を立ち上げており、それらは今年4月初旬から着工、
最終的には9月末までに全作業を終了させると発表している。
バス乗降場の完全舗装化
→2007年の状態
一部のバス乗降場が未舗装だったために、大雨によって泥濘(でいねい)化が発生。このぬかるみにより
通常の観戦者の歩行はもちろん、女性やお年寄り、さらにベビーカーなどの通行に大きな支障があった。
→2008年の改修作業
昨年も舗装されていた約11万平方メートルの駐車場に加え、未舗装だった約9.3平方メートルの駐車場を
新たに舗装し、場内のバス乗降場を完全舗装化。観光バスなどの大型車にも対応できるよう、厚い舗装を実施している。
→現時点での作業進展具合
現在は舗装の土台となる厚さ30cmのセメント安定処理工事を終え、その上に厚さ10から15cmの砕石層を敷い
ている状態。今後、この上に厚さ5から10cmのアスファルト舗装を実施する予定だ。さらに昨年は駐車場の入り口
が狭い部分もあったためにバスの乗り入れが厳しい場面もあったが、今年は入口を拡幅し、大型バスでもスムー
ズに出入りが可能になるだろう。
バス臨時退場口新設
→2007年の状態
昨年はバスが退場する際に大幅な時間がかかり、結果として観戦者を長時間待機させるという悪影響があった。
→2008年の改修作業
そのため今年はダンロップコーナーそばにバスの臨時退場口を舗装路で新設。P7と呼ばれるヘアピンコーナー付近に
ある駐車場からのバスを効率的に退場させることを意図している。
→現時点での作業進展具合
現在は砕石工事まで完了しており、今後アスファルト舗装を実施する。
ソース F1ライブドットコム
URLリンク(jp.f1-live.com)
( ゚∀゚)ノトヨタ氏ね