08/06/09 22:24:58
奥の深い「配合理論」と簡単な操作でユーザーの熱い支持を集める
オンライン競馬シミュレーションゲーム「競馬伝説Live！」（ジークレスト）。
このたび、大型アップデートを実施し、競走馬の能力に「個性」「アビリティ」の
新要素を追加し、より厚みを増した人気競馬ゲームの裏側に迫った。
競馬伝説Live!は、05年1月にサービスがスタートした競馬シミュレーションゲーム。
馬主となってサラブレッドを育成し、厩舎に預けて調教を付け、
他のユーザーとのレースで勝利しながら栄光のダービー馬生産を目指すのが目標だ。
現実時間とゲーム内の時間がリンクしており、ゲーム内の1週間が現実の1日にあたる。
メールアドレスを登録するだけでプレーでき、1日15分程度で十分遊べるので、
忙しい社会人でも楽しめる。
今回のアップデートで加わった新要素の「個性」は、
「韋駄天」「エネルギッシュ」など20種類以上ある。
馬ごとに設定されており、主に種付けの際の種牡馬と繁殖牝馬との相性に関係してくる。
また、30種類以上用意された「アビリティ」は、レースに影響する要素で、
調教やレースの結果などで競走馬が覚えることができる。
アビリティには、トップスピードを長時間維持することができる
「ロングスパート」やトップスピードに達するまでの時間が短くなる「カミソリの切れ味」など
良いものや、スタートに影響する「出遅れぐせ」、馬が全力で走らない「なまけぐせ」など
悪影響を及ぼすものまで30種類以上があり、複数のアビリティを持つことも可能だ。
どうしてこのような新要素を追加したのか。川村尚司プロデューサーは、
「ゲームがコアユーザー向けになってしまい、初心者が遊びづらくなっていた」と
アップデートの理由を語る。「サービス開始から3年以上が経過して、
レースや調教のパターンが確立されてしまい、工夫する余地が少なくなっていた。
新要素の追加で攻略要素を追加し、初心者も頑張れば勝てるようになったはず」と話す。
今回、レース部分にも初めて本格的にメスを入れ、競争馬の距離適性を緩和した。
これまでは、同じ条件ではほぼ同じレース結果になっていたが、
実際の競馬と同じく、中距離が得意な馬が長距離のレースに出馬しても、
展開次第では勝てるようになった。
また、これにより、2000メートルの「皐月賞」、2400メートルの「日本ダービー」、
3000メートルの「菊花賞」と距離の違うクラシックレースを全制覇する
「三冠馬」が生まれやすくなったという。
今後は、新規サーバーを追加し、コアユーザーが多い本戦と異なる
ユーザー主催のフリーレースも推奨して、初心者の参加を促す。
また、全サーバーの馬から真の「日本一」を決めるレースも実施して
コアユーザーにもアピールしていく方針。
川村プロデューサーは「とにかくユーザーを主体にした運営を今後も心がけ、
初心者も実力者も楽しめるゲームにしていきたい」と抱負を語っている。
毎日；
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