08/06/04 15:58:52
★宮内元ライブドア取締役が猶予求める
ライブドア(LD)の粉飾決算事件で、証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載など)の
罪に問われ、1審で懲役1年8月の実刑判決を受けた元取締役宮内亮治被告(40)の
控訴審初公判が4日、東京高裁(中川武隆裁判長)であり、
弁護側は「ほかの粉飾事件と比べて悪質性は少なく、実刑は不当」と執行猶予を付けるよう求めた。
検察側は「量刑は正当」とし、控訴棄却を求めた。
弁護側は、計画性を指摘した昨年3月の東京地裁判決に対し
「当初から意図して粉飾をしたわけではない」と否定。
「各犯行の計画、実行に深く関与した」として元社長堀江貴文被告(35)に準じる
刑事責任があるとの判断にも「堀江被告に最終的な決定権があり、
責任の重さには格段の差がある」と訴えた。
1審で懲役2年6月の実刑とされた堀江被告も控訴しており、弁護側は高裁の公判であらためて無罪を主張。
「株式市場の発展のためにやってきたが、かえって不信を招いた」などとする堀江被告の上申書が読み上げられた。
1審判決によると、宮内被告は堀江被告らと共謀。
LDの2004年9月期連結決算で、LD株売却益や架空利益を不正計上し、約53億円を粉飾するなどした。
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