【軍事】米、太平洋の覇権巡り潜水艦増強…中国の原潜配備に対抗at WILDPLUS
【軍事】米、太平洋の覇権巡り潜水艦増強…中国の原潜配備に対抗 - 暇つぶし2ch1:釣りチルドレン21号(080731)φ ★
08/06/04 08:05:29
米政府は、中国が太平洋で海軍力の増強を進めている動きに対抗し、潜水艦の戦力拡充に乗り出した。
中国が、東南アジアの重要な海上交通路(シーレーン)をにらむ南シナ海・海南島に
ミサイル原子力潜水艦基地を建設していたことが発覚したことなどが背景にあり、
太平洋の覇権をめぐる米中の角逐が激化する恐れが一層強まっている。

米下院軍事委員会は5月14日、最新鋭のバージニア級攻撃型原潜の建造に向け、
7億2200万ドル(約750億8800万円)を2009年度予算に追加計上することを承認した。
バージニア級原潜は、現在の主力であるロサンゼルス級の後継艦種で、04年以降、4隻が就役済み。
10、11年にも各1隻を建造予定だったが、今回の予算追加で、建造数は年2隻に倍増した形だ。

米国が重視するのは、太平洋で増大する中国潜水艦の脅威への対応だ。
4月には、中国の海洋核戦略を担う新型「晋」級ミサイル原潜1隻が、
海南島・楡林(ゆりん)海軍基地に配備されたことが明らかになった。
米国の民間研究機関「全米科学者連盟」が、米デジタルグローブ社によって今年2月に撮影された衛星写真を基に公表した。

晋級は、核弾頭を搭載可能な射程8000キロの潜水艦発射弾道ミサイル
(SLBM)「巨浪2」10~12基を搭載可能。米国防総省は3月発表の2008年版の
「中国の軍事力に関する年次報告書」で、中国が「10年までに5隻を就役させる」との見通しを示していたが、
実際に配備が確認されたのは初めてだ。

それだけではない。問題の衛星写真では、海岸沿いに潜水艦を収容可能な幅16メートルの横穴や、
地下施設へ通じると見られる複数のトンネル入り口も確認できた。
専門家の間では、海南島が戦略原潜の「秘密基地」と化しつつある--との見方が強まっている。

海南島の原潜配備は、中国の海軍力が「対台湾」のレベルを超え、
南沙(スプラトリー)諸島領有権問題が横たわる南シナ海での覇権確立、
さらにマラッカ海峡やインド洋での影響力行使をにらんだ「外洋型海軍」への脱皮を本格化させていることを鮮明にした。

中国が将来、海南島を戦略原潜艦隊の基地として整備完了した場合、米国が、中国の脅威封じ込めのため、
周辺海域にさらに多数の攻撃型原潜を配置する必要に迫られる事態も現実味を帯びてきている。

ソース
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)


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