08/05/28 14:08:43
★しらおいイオル事務所が開所、アイヌ文化幅広く発信
アイヌの伝統的生活空間・イオル再生事業の最前線基地ともなるイオル事務所「チキサニ」が27日、
白老町のポロト地区に開設された。3年目を迎えたイオル事業をはじめ、アイヌ文化を内外に
アピールする拠点となる。
アイヌ文化振興・研究推進機構(谷本一之理事長)が設置した。
事務所はポロト地区の白老観光センター1階で広さは約150平方メートル。
「チキサニ」はアイヌ語でハルニレの木の意。
木にまつわるアイヌ神話に基づき、世界への情報発信の願いが込められている。
開所式には関係者約30人が出席した。カムイノミの後、谷本理事長が
「この地域でアイヌ語が日常的に発せられ、文化が確実に伝承されることが最大の狙い」と式辞。
飴谷町長が「事務所は拠点として町民に親しまれるよう協力をお願いしたい」とあいさつ。
来賓の神戸道議や北海道ウタリ協会の加藤忠理事長も祝辞を述べた。
「チキサニ」には職員2人が常駐。アイヌ民族に関する書籍や絵本、DVD、ビデオなどを備え、
さらにホームページなどで、一般にイオル事業やアイヌ文化の情報を伝えていく。
イオル再生事業は本年度、約8000万円の事業費。
今秋には「チキサニ」近くのポロト湖畔にチセ(住居)を建設。
22年までに計4棟のチセがお目見えする。
内部は当時のアイヌの生活を人形などで再現するほか、体験などにも使う予定。
「チキサニ」の開館時間は午前9時から午後5時まで。年中無休。
多くの利用を呼びかけている。
室蘭民報 URLリンク(www.muromin.mnw.jp)
▽過去スレ
【行政】アイヌ民族生活空間「イオル」の再生目指し世論を喚起…北海道がフォーラム支援へ
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【北海道】イオル(アイヌ民族の伝統的生活空間)の再生事業で推進委員会を設置…白老町で初会合
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