【ポスト福田】 与謝野本命、中川対抗―― 自民党の勢力図が変わった…ジャーナリスト・上杉隆at WILDPLUS
【ポスト福田】 与謝野本命、中川対抗―― 自民党の勢力図が変わった…ジャーナリスト・上杉隆 - 暇つぶし2ch2:ランボルギーニちゃんφ ★
08/05/16 16:38:47
>>1の続き

●与謝野氏との接近で“麻生首相”誕生は遠のいたか

 一方、文藝春秋の麻生、与謝野両氏の対談記事だが、これは明確に、麻生氏の戦略ミスとして
記憶されることになるだろう。
〈麻生(略)それにしても、与謝野さんと直接コンビを組んだのは、安倍政権時代の幹事長と官房長官の
ときですが、前々から私より実務能力ははるかに上だと思っていました。政策立案も国会対策もプロ中のプロ。
短いコンビ期間だったが、考えがズレていないから、以心伝心というか、一言二言で仕事の話は済んだ。
与謝野 いやいや(笑)。麻生さんにはやはり国民的人気がありますよ。話は上手だし(略)〉(「文藝春秋」六月号)

URLリンク(diamond.jp)

 この記事は、次期総裁選に麻生氏を推そうとしていた自民党保守勢力の一部に不快感をもって受け入れられたようだ。
麻生派のひとりで「真・保守政策研究会」のメンバーのひとりは、この論文を読んだ直後、筆者にこう電話してきた。
「語るに落ちたよなぁ。これでは安倍政権末期の『麻生クーデター』というデマを認めたことになるじゃないか。
だいたい与謝野さんの言い方は、麻生さんは『人気』と『話上手』なだけの政治家で総理の器ではないという
ことになってしまう。それにこの時期に与謝野さんとくっついて何の得があるんだろう。まったく理解に苦しむよ」

●与謝野本命、中川対抗― 自民党の勢力図が変わった

 この議員の指摘どおりではないか。前回の総裁選で、麻生派を除く自民党の8派閥が、
なぜ福田康夫首相を推したのか、麻生氏はそれを忘れているかのようだ。
 その時の総裁選で、自民党は積極的に福田政権誕生を望んだのではない。
麻生氏に対する共通の拒否反応が、福田総裁誕生へと勢力を集結させたのだ。
つまり、麻生氏は、与謝野氏との関係を明確にすることで、
再び「麻生クーデター」騒動と同じ構図を自ら作ってしまったのである。
 その麻生氏は同僚議員との懇談で次のように語っているという。
「与謝野という最高のブレーンが来てくれた。これで準備は整った」
 だが、残念ながらそう思っている自民党議員はそれほど多くはない。またそうなる可能性も高くないだろう。
おそらく、前回、麻生氏を敬遠した8派連合は、次の総裁選では中川氏に、もしくは与謝野氏に流れることになるだろう。
 つまり、この文藝春秋の対談記事によって、与謝野氏が麻生氏を従える形になり、結果、
与謝野氏が「ポスト福田」の本命に躍り出たといえるのだ。
 昨年9月の自民党総裁選の構図からみれば、ちょうど福田首相の役割を与謝野氏が担うことになるだろう。
 その意図は別として、この2つの記事は確かに自民党の勢力図を変えたようだ。

〈与謝野本命、中川秀直対抗―〉
「ポスト福田」をめぐる自民党の権力闘争は、通常国会終盤、いよいよ本番が始まろうとしている。

ダイヤモンドオンライン 上杉隆(ジャーナリスト) URLリンク(diamond.jp)


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