08/04/26 23:10:34
★福田首相、サミット前の内閣改造を否定
【モスクワ=福元竜哉】福田首相は26日昼(日本時間26日夕)、
モスクワ市内のホテルで同行記者団と懇談し、7月の北海道洞爺湖サミット前の
内閣改造を否定した。
ガソリン税の暫定税率を復活させる租税特別措置法改正案など税制関連法案を
衆院で再可決する方針に関連して、首相は「参院が何のためにあるのか、
存在意義が問われる。もう少し真剣に考えてほしい」と述べた。
参院で多数を占める野党が法案の修正に応じるのか否決するのかなど、
対応を早急に決めるよう求めたものだ。
再可決に絡んで民主党が参院提出を検討している問責決議案の受け止め方については、
「参院で与党が過半数を失っている状況では相当な意味があると思うが、
憲法がどこまでそういう場面を想定していたのか。その時の政治情勢で考えるべきことだ」と強調した。
ねじれ国会の打開策として政界再編が取りざたされることについては、
「政界再編はしなくてもいい。反対、反対と言っていないで、きちんと政治が進む
体制をとってくれればいい」と述べ、野党が政策協議などに応じれば再編の必要はない
という見解を示した。
後期高齢者医療制度(長寿医療制度)の見直しを求める声が出ていることについては、
「もう少し実態を見極めた方がいい。今どうするか軽々に言うべきでない。
制度の考え方は悪くない」と語った。
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