08/04/19 06:50:25
★テロ支援国家 解除見通し示す
日本を訪れている中国の楊外相は、社民党の福島党首と会談し、
さきに行われたアメリカと北朝鮮の協議によって問題の解決に向けた
大きな進展があったとして、アメリカは近く北朝鮮のテロ支援国家の
指定を解除するのではないかという見通しを示しました。
この中で、福島党首は「北朝鮮の核問題をめぐるアメリカと北朝鮮との
協議で進展があったように聞いているが事実か」とただしました。
これに対し、楊外相は「米朝の接触で積極的な進展があった。
近い将来、アメリカはテロ支援国家の指定の解除をするのではないか」
と述べました。
また、楊外相は、チベット問題について「問題の本質は国家を分裂させるか
させないかという問題だ。中国政府は暴力には反対であり、法律に基づいて
秩序を守る立場だ。暴力が停止すればいつでも話し合う用意ある」と述べました。
このあと、楊外相は、共産党の志位委員長とも会談しました。
この中で、志位氏が話し合いによってチベット問題の解決を目指すべきだ
という考えを示したのに対し、楊外相は「祖国を分裂させる行為や
暴力行為それに北京オリンピック開催に対する妨害行為が行われなければ
ダライ・ラマ14世側と話し合う姿勢はある」と述べました。
NHK URLリンク(www.nhk.or.jp)