08/04/05 07:38:37
★象牙3トン焼却処分、密輸未遂の押収品・「もったない」と関係者
大阪市の大阪南港で2006年、アフリカゾウ約100頭分の象牙が持ち込まれそうになった
密輸未遂事件で、押収された象牙約3トンを経済産業省が焼却処分していたことが4日、分かった。
ワシントン条約締約国会議の決議による措置だが、象牙は印鑑や工芸品の素材として人気があり
高価なため、象牙取引関係者からは「もったいない」との声も出ている。
事件は昨年8月に発覚。マレーシアから韓国経由で大阪南港に着く船のコンテナに象牙を積み、
密輸しようとしたとして遊技器具類販売会社社長の男が関税法違反の罪で有罪判決を受けた。
経産省によると、押収された象牙は裁判の証拠品として大阪地検が保管。3月26日に同省が引き継いだ。
象牙はワシントン条約で商取引が禁止され、密輸象牙は原則として保管、破壊するように
決まっているが、保管場所がないことなどから、同日中に大阪府内の処分場で焼却した。
日経新聞 URLリンク(www.nikkei.co.jp)