08/03/26 06:26:31
★新銀行東京への追加出資「反対」73%…読売世論調査
読売新聞社は21~23日、経営難に陥っている新銀行東京(東京都千代田区)に関して、
都民を対象に世論調査を実施した。
それによると、新銀行の経営支援策として、都が都議会に提案した400億円の追加出資案に
反対する人は73%に上り、賛成は17%だった。都議会(議員125人)の過半数を占める
与党の自民、公明両党は追加出資案に賛成の方針を固めており、今月28日の本会議で可決の
公算が大きいが、都民は厳しい評価を示している。
新銀行の事業継続については「やめる方がよい」が65%で、「存続」は21%にとどまった。
中小企業支援という設立目的を果たしているか否かについては、「大いに」「ある程度」と
肯定する人が21%で、「あまり」「全く」と否定する人は64%に達した。
都側による追加出資理由の説明も、76%が「納得できない」とし、「納得できる」は13%だった。
来年夏に予定される都議選の投票で、追加出資案に対する政党や議員の対応を判断材料にするか
どうかを尋ねたところ、「する」と答えた人は58%で、「しない」の33%を上回った。
石原慎太郎・都知事の支持率は51・1%となり、昨年7月の参院選時の調査より6ポイント下落して、
1999年の調査以降、最低を記録。支持しないとした人は14・3ポイント増えて40・1%となり、
不支持が急増している。
調査は、都内の有権者を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で行った。
有権者在住が判明した1612世帯のうち1060人から回答を得た(回答率66%)。
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