08/03/01 13:03:37
【ニューヨーク=山本正実】
29日のニューヨーク株式市場は、米景気の減速懸念から株価が大幅に下落した。
ダウ平均株価(30種)は、前日比315・79ドル安の1万2266・39ドルで取引を終えた。
下げ幅は、2月5日(370・03ドル安)に次ぐ今年2番目の大きさだった。
これで、今年に入ってからの下げ幅は998・43ドル、下落率は7・5%に達した。
米保険最大手のAIGが前日、
米国の低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」関連の評価損が
約111億2000万ドル(約1兆1600億円)に達したと発表し、
米金融機関の経営不安が拡大しかねないとの見方が広がった。
29日に発表された1月の個人消費支出(PCE)の物価指数が高い伸びを示し、
インフレ懸念が広がったことも売りにつながった。
ハイテク銘柄が中心のナスダック店頭市場の総合指数は、
同60・09ポイント低い2271・48で取引を終えた。
ソース
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