08/02/16 07:57:07
中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で、千葉県市川市と千葉市、兵庫県高砂市で中毒を引き起こした
ギョーザやその袋から検出された有機リン系殺虫剤「メタミドホス」は、国内の研究機関で使用されているものとは
不純物の混合割合などが異なっていることが、千葉、兵庫両県警の鑑定で明らかになった。
両県警では、混入されたメタミドホスは日本国内で使われているものではないと断定、
中国国内で混ぜられた疑いが濃いと見て捜査している。
両県警は、千葉、兵庫の3家族が中毒を起こした際に検出されたメタミドホスと、日本の研究機関から
取り寄せたものとの成分をガスクロマトグラフィー質量分析装置を使って比較。
その結果、ギョーザなどから検出されたメタミドホスは、日本の研究機関で使われる純度が高いものとは、
不純物やその混合割合が明らかに異なっていたという。メタミドホスには製造過程で生じる副生成物が含まれ、
その割合などの特徴が「薬剤指紋」として製造元を特定する材料になる。
日本では、メタミドホスは農薬としては使用されておらず、研究機関でのみ試薬として使われている。
3家族の事件で検出されたメタミドホスに含まれていた不純物は、時間の経過とともに成分が変化しているため、
現時点で同一と断定するのは難しい状況だ。
このため両県警は、鑑定したギョーザを警察庁の科学警察研究所(科警研)に提出、科警研がさらに詳細な
鑑定を進めている。警察当局では、詳しい鑑定結果がわかり次第、中国側に伝えた上で、外交ルートを通じ、
天洋食品の勤務記録などの証拠提供を求める方針。
ソース: URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
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