08/02/12 07:11:33
携帯電話を利用して、多目的トイレの有無など障害者や高齢者らに便利な情報を
知らせる「駅バリアフリー地図情報システム」の実用化に向けた実証実験が8日、
名古屋市営地下鉄で行われた。
日本福祉大学(美浜町)とNTTドコモ東海(名古屋市東区)が、車いすやベビーカーを
使う女性らの協力で実施した。
携帯電話に乗降駅を入力すると、エレベーターやスロープを利用する最短ルートが線で
示された地図が表示される仕組みで、参加者は、携帯電話を片手に名城線久屋大通駅
を出発し、鶴舞線経由で八事駅へ向かった。途中の上前津駅では、エレベーターを
3回乗り換えたが、迷うことはなかった。ベビーカーに乗る優那ちゃん(2)と参加した
西区の主婦堀江佐知子さん(33)は、「操作が簡単で、これなら娘がぐずり出す前に
迷わず目的地に着けそう」と期待を寄せた。手動車いすを利用する岩倉市の
山侑希さん(24)は「地図が簡潔なのはわかりやすいが、店舗名などの情報もほしい」と
改善を求めていた。
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