08/02/09 09:29:11
浜田市で12月始まった地上デジタル放送が、広島県北広島町八幡地区で、広島市の民放
2局のアナログ放送受信を「妨害」し視聴できなくなったことが7日までの総務省の調べ
で分かった。浜田中継局の電波が山に反射して広島局の電波と同一方向となり、周波数も
同じだったことから混信した珍しいケース。北広島町は計画する直営のケーブルテレビ
(CATV)事業を前倒しし解消する。
中国総合通信局(広島市中区)などによると、昨年11月5日、八幡地区で民放2局の画
像が乱れた。アンテナなどの点検では異常なし。浜田でデジタル試験放送を開始した日だ
ったため、住民の要請で、通信局が12月、現地調査をした。
八幡地区は1000メートル級の山々に囲まれた標高800メートルの盆地。広島の民放2局
のアナログ波は広島市の送信所から直接届いていた。調査で、浜田局の電波が臥龍山(12
23メートル)と掛頭山(1126メートル)に当たり、広島局の電波とほぼ同一方向に反射し
たことが判明した。
受信障害は、112世帯、全世帯の77%。住民でもある町臨時職員の沖里子さん(47)は
「地形の関係で難視聴地域だが、突然のことで大勢が驚いた。見たい番組を遠方の知人や
親類に録画して送ってもらう人もいる」と不便さを嘆く。
通信局の説明では、反射電波が計算上のシミュレーションでは分からない想定外の強さ。
浜田局の周波数が2つも広島局と重なった点は「島根は韓国から電波が届くなどで、周波
数の選択肢が少なかった」と明かしている。
中国新聞 地域ニュース
URLリンク(www.chugoku-np.co.jp)
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