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こうした政府の行動からすると、日本の若い世代が戦争時代と日本の加害性を正確に理解し
ているかどうか心配だが、これは杞憂であろうか。日本の未来を担っていく彼らに、世界平和
をリードする責任意識が養われているのか、疑問を投げ掛けたくなる。その意味から見ても、
植民地経営の経験のある日本にとって、今のドイツはお手本となりうるはずだ。
幸い、韓日の進歩団体を中心に、今のドイツに学ぼうとする集会が計画されているので、素
晴らしいと思う。それは韓日両国が過去の暗い歴史をどう乗り越えるか、苦悩する様子でもあ
る。注目したい。
「3・1集会実行委員会」という日本の市民団体は「3・1朝鮮独立運動」89周年の3月
1日に「3・1日韓民衆連帯集会」を東京の文京シビックセンターで開く、と発表した。そし
て、市民にそこに参加・賛同を求める案内を発信している。
参照:
・【3・1朝鮮独立運動89周年】今こそ日朝正常化を! 日韓民衆連帯集会~平和と統一に向か
う朝鮮半島と私たち~
この実行委員会に参加する団体は、「日韓民衆連帯全国ネットワーク」、「新しい反安保行
動をつくる実行委員会」、「『戦争と女性への暴力』日本ネットワーク」、「基地はいらない!
女たちの全国ネット」、「許すな! 憲法改悪・市民連絡会」、「在日韓国民主統一連合」、
「北朝鮮人道支援ネットワークジャパン」など。久し振りに韓日民衆の連帯が訴えられる、意
義深い行事になるだろう。
午後5時半開場し、「日本の侵略・植民地支配と朝鮮の人々の被害について」のドキュメンタ
リー映画を上映し、実行委員会からの「東アジアの平和と日朝正常化」と、「日本軍『慰安婦』
問題-強まる日本政府への国際的包囲」という特別報告も予定されているという。それに、韓国
側から参加の特別講演 「イ・ミョンバク新政権の誕生と韓国民衆運動」も行われるので、多彩な
プログラムといえよう。