08/01/24 02:51:53
足利市消防本部が昨年三月、脳梗塞(こうそく)で倒れた足利市内の
九十歳代の女性を救急搬送する際、同市内外の十八の病院に受け入れを断られ、
出動から一時間十二分後にやっと病院に収容したことが、
二十三日の定例市長会見で明らかになった。
同本部は「救急車到着後、女性は軽い睡眠状態で意識はあり、収容までの間、
血圧や脈拍など容体に変化はなかった」としている。
今回のケースは命にかかわる問題ではなかったが、
救急患者の受け入れ態勢に欠陥があることが浮き彫りになった。
同本部によると、救急出動後、担当が電話で足利市や県内のほか、
群馬県桐生、太田、館林など十八の病院に連絡し、受け入れ先を探した。
しかし、「専門の医師がいないので対応できない」
「ベッドに空きがない」などの理由で断られたという。
ソース:下野新聞
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