08/01/23 11:26:17
インデペンデント紙 代用監獄制度を批判か
県内で2002年に発生した冤罪(えんざい)事件について、英国の全国紙「インデペンデント」が、
被害者で氷見市出身の元タクシー運転手、柳原浩さん(40)に取材を進めている。同社によると、
代用監獄制度が残る日本の制度を「冤罪を生みやすい」などと批判する記事になるという。
同紙は昨年末から、冤罪事件の取材を進めており、鹿児島県で発覚した県議会議員選挙違反
事件の冤罪事件の被害者などを取材し、氷見市で起きた婦女暴行事件などで誤認逮捕され服役
した柳原さんには今月上旬から取材している。
「日本の刑事システムとして代用監獄や拘留期間の長さが、冤罪を生み出しやすくしている」と
東京特派員のマック・ニールさんは指摘する。ニールさんは、柳原さんについても拘留期間や逮
捕前の任意同行、取り調べ状況について取材する意向だ。
柳原さんは「不当に逮捕された日本の警察について許すことはできない」との文面をファクスで
送っており、今後、電話での取材についても検討している。
日本は昨年5月、国連拷問禁止委員会から代用監獄と取り調べの諸問題について勧告を受け、
取り調べの録画などをするべきと指摘されていた。記事ではこうした点にも触れられるという。同紙
は1986年に創刊されたイギリスの全国紙。記事は近く、同紙とインターネットに掲載される予定。
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ソース:読売新聞
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)