08/01/21 09:00:21 ujgU7LSI
紙業界にいますが、この社説は概ね正しい。
もともと古紙の絶対量が足りないのであって
官公庁の要請や、大手物流の「エコを売り物」にする風潮が招いた偽装で、
製造側が本当のことを言わなかったこと、あるいは、言えなかったと言う、
デフレの時代の厳しい企業間競争が原因でもある。
国内の用紙メーカーのほとんど何らかの偽装にかかわっている状態で、
それらをすべて返品や、購入停止にすれば、紙は日本から無くなります。
いくらなんでもこれだけの量を、海外から調達することは不可能です。
特に今問題になっているのは、大手通販カタログのコピー用紙などの、
古紙表示の偽装が発覚して、全品破棄変更になるとの事です。大量の
カタログ印刷物を訂正するために全量破棄するというのは、どちらが
資源を無駄にしているのか考えてほしい。