08/01/19 17:36:25
千葉市中央区のJFE健保組合川鉄千葉病院(山本義一院長、360床)が、
1日の医療費を定額とするDPC(入院費包括払い)で実態と異なる病名をつけて
医療費の不適正請求をしたとして、千葉社会保険事務局と千葉県が
不適正請求分の返還などを指導していることが分かった。
DPCは、治療や投薬ごとに医療費を加算する「出来高払い」方式に代わり、
病名や治療内容別に1438項目に分類して1日当たりの医療費が決まる制度で、03年度に始まった。
川鉄千葉病院によると、同病院はDPCを06年6月に導入した。
07年8月、千葉社会保険事務局と県の立ち入り調査を受け、
抽出した患者80人中23人分について約274万円分の不適正請求が発覚した。
「めまい」を「脳梗塞(こうそく)」、「肺炎」を「肺がん」と、
実際よりも重い病名でレセプト(診療報酬明細書)に記載し、過大請求していた。
同病院の尾上慎一事務部長は「誤請求があったのは事実。
保険請求は医師が確認して提出するが、病名などの記入ミスを見逃した可能性もある。
意図的ではなかったが、年間入院患者約7000人について誤請求の有無を確認している」と話した。
ソース
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