07/12/17 14:00:12
【ジャカルタ=共同】国連の潘基文(バン・キムン)事務総長は15日、東ティモールからインドネシアに向かう
国連機内で共同通信と会見し、日本は最大の排出国米国とともに「(今後の温暖化対策を)主導すべきだ」と
要請した。
さらに日米両国は温暖化防止に向けて「最も重い歴史的責任」を負っているとの厳しい見方も表明、
両国による一層の積極的関与に強い期待を示した。事務総長の発言は、温暖化防止に消極的との批判を受ける日本に、
より主体的な取り組みを促したといえる。
15日閉幕した気候変動枠組み条約の第13回締約国会議(COP13)では、日米の抵抗で今後の交渉についての決議に
温室効果ガスの削減数値が盛り込まれなかった。
会見で事務総長は、「(各国を導く)具体的な模範を示すべきだ」と強調した。
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