07/12/12 18:03:59
【ヌサドゥア(インドネシア・バリ島)12日共同】地球温暖化がこのまま進むと、中国やインド、パキスタンなどの
南アジア、南北アフリカなど世界各地で紛争の危険性が増し、世界の安全保障上、大きな問題を生み出すとの
調査報告書を、ドイツ政府が設けた国際研究チームが12日までにまとめた。
チームは報告書をバリでの気候変動枠組み条約締約国会議に提出。「世界の紛争を減らすためにも強力な
温暖化対策が必要だ」と指摘した。
今後の危険地域とされたのは中国、南アジア(インド、バングラデシュ、パキスタンなど)、中央アジアと北部、
中部、南部のアフリカ3カ所、カリブ海周辺と南米のアンデス・アマゾン周辺。
中国は沿岸部が洪水や暴風雨の影響で、北部が水不足や干ばつによる食料難などの深刻化で大量の
「温暖化難民」が発生。
南アジアでは飲料水の源になっているヒマラヤの氷河の消失による水不足や海面上昇による水害などのため、
今でも深刻な国際紛争がさらに激化するとした。
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