07/12/11 21:48:43
◆量産開始は2015年が目標。極東のコムソモルスク・オン・アムールの工場で製造
[ワシントン発12月9日=デービッド・ハルスタム]ロシア、インドが共同開発する第5世代の
ステルス戦闘機の試作機が2009年の早い段階で完成する。
ロシア屈指の戦闘機メーカーで同プロジェクトの中核となるスホーイ設計局のミハイル・
ボゴジアン社長がこのほど明らかにした。プーチン大統領、シン首相のトップ会談で
決定した最新戦闘機の共同開発計画は今後、露印間で進む軍事技術協力の加速でシンボル
となる。
ボゴジアン社長によると『第5世代のステルス戦闘機の試作機設計、製造が目下進行中で、
2009年の早い段階でテスト飛行を開始する予定』だという。試作機の製造にはスホーイ
設計局の親企業の『ユナイテッド・エアクラフト・コーポレーション(UAC)』と
インド最大の航空機メーカー『ヒンドスタン航空機会社』が参画している。
テスト飛行が順調に進めば2015年から第5世代のステルス戦闘機の本格製造に着手する。
両国で同意した同戦闘機は本格的ステルス性能に加え空中戦での機動性に卓越。
陸上の目標を狙う対地攻撃、海上の艦船に対する爆撃等多目的性能を持たせる。
量産はUACのコムソモルスク・オン・アムールの工場が受け持つ。
ロシア、インド双方で共同開発計画の最終的な詰めに取りかかっているが焦点は
1)技術仕様の調整。2)先進技術の適用範囲の確定。3)責任体制の明確化ー等。
これ迄のところ協議は順調に展開、目標のタイミングで試作機の進空を実現したいと
している。
航空ニュース JAN 2007/12/10
URLリンク(www.aviationnews.jp)
スホーイu32型機で磨いた技術が露印共同開発のステルス戦闘機の基になる
URLリンク(www.aviationnews.jp)
開発中のロシア発の第5世代ステルス戦闘機T-50型機の想像図
URLリンク(www.aviationnews.jp)