07/12/07 12:32:25
船場吉兆による偽装表示事件で、非正規雇用の労働組合「アルバイト・派遣・パート関西労働組合」に加入する
心斎橋店(大阪)のパート女性2人が7日、記者会見し、「会社側から一切の説明がないまま、営業を自粛された」と、
経営陣の対応に不満をあらわにした。
会見したのは、心斎橋店で予約や会計などの事務担当だった勤務歴11年という有川洋美さんと、今年3月から
フロント勤務をしていた長井由美さん。
2人は冒頭、「今回の事件はパート従業員には分からないことが多い。お客さまにはご迷惑をおかけしました」と
深く頭を下げた。そのうえで、会社側から一切の説明がなく「生活不安を抱えて働いてきた」と声を震わせてメモを読み上げた。
心斎橋店では、「但馬牛」と表示したメニューに九州産牛肉が使用されていたことが発覚したが、
「今まで一切、知らなかった」と説明。
本店や心斎橋店が11月下旬に営業自粛となった後、「休業補償については何も聞かされなかった」といい、組合に加入。
団体交渉に踏み切った。会社側との交渉はこれまでに3回あり、会社側は最初の交渉で一方的にパート社員の解雇を通知。
組合側の反発で撤回されたが、近く全社員、パート従業員を対象に希望退職者を募る予定という。
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