08/08/23 23:34:15
☆インテルが電源コード不要の「ワイヤレス電力」を開発、実演ムービーを公開
Intelがサンフランシスコで開催中のイベント「2008 Intel Developer Forum」にて、MITの
物理学者の理論を元にして、ワイヤレス共振エネルギー・リンクの研究を発表、電源プラグも
電線も使わずに60ワットの電球を点灯させることに成功したとのこと。これはノートPCを
駆動させるのに十分な電力だそうです。上記写真がその実物。
この技術を使えば、将来的には部屋にノートPCを持って入るだけで充電開始
といったことが可能になり、電力をワイヤレスで安全かつ効率的に供給できるとのこと。
URLリンク(gigazine.jp)
☆“最後のコード”を切る:ワイヤレス電力
ノートブック PC を持って空港や部屋に入るだけで、バッテリーが消耗するどころか充電
されるとしたら…。MIT の物理学者の理論をもとに、インテルではワイヤレス共振エネルギー・
リンク(Wireless Resonant Energy Link:WREL)の研究を行っています。ラトナーは、
電源プラグも電線も使わずに、60 ワットの電球を点灯してみせました。60 ワットは、
標準的なノートブック PC の消費電力を上回る電力です。
WREL の素晴らしい点は、電力をワイヤレスで安全かつ効率的に供給できることです。
この技術は強結合共振器を使用します。訓練された歌手が声でガラスを割ることができる
のとよく似た原理です。これはガラスの固有振動数で音響エネルギーが吸収されることと
同じ様に、受信側の共振器の固有振動数と共振することで、エネルギーは効率よく吸収
されます。このテクノロジーをノートブック PC などに搭載すれば、送信側の共振器から
数十センチの距離に近づけることでバッテリーを充電することが可能になります。技術上、
いくつかの課題があるものの、インテルの研究者は、モバイル機器からコードをすべて無くし、
インテルのプラットフォームにワイヤレスで送電する方法を開発したいと考えています。
(抜粋)
URLリンク(www.intel.co.jp)
※動画:URLリンク(jp.youtube.com)