08/07/11 20:27:36
米海洋大気圏局(NOAA)は10日、昨年夏以降から続いてきたラニーニャ現象が
終息し、正常な状態に戻ったことを発表した。
ラニーニャ現象は東太平洋赤道上の海水面温度が平年よりも低い状態になる
現象を示す。反対に東太平洋赤道上の海水面温度が平年よりも高い状態になる
現象をエルニーニョと呼ぶ。
エルニーニョが起きると日本で長梅雨、冷夏、暖冬に、反対にラニーニャが起ると
日本は猛暑、寒冬になることが多く、実際、昨年の夏は猛暑、冬は寒冬となっていた。
NOAAではラニーニャが終息したことを受けて米国南部を襲うハリケーンの発生
確率も低くなるだろうとも述べている。
画像はNASAの地球観測衛星「Jason」が撮影した2008年6月6日現在の東太平洋の
海水面標高分布図。この時点ではまだ、東太平洋赤道上の海水面温度が低いことを
示す青い帯が広がっていることが判る。
ソース:URLリンク(www.technobahn.com)
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Technobahn 2008/7/11 12:27
【参考】
■米海洋大気局(NOAA)
URLリンク(www.noaa.gov)
■NASA
JASON-2 Stallite
URLリンク(ilrs.gsfc.nasa.gov)