08/06/28 15:21:45
via JAXA
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月19日、秋田県にある三菱重工業(株)の
田代試験場にて、H2Bロケットの初段液体ロケットエンジンである、LE-7Aエンジン
2基による燃焼試験を実施した。
今回の燃焼試験はLE-7Aエンジン2基をクラスタ化した第1段推進系システムの
設計妥当性確認するために行われたもので、燃焼は45秒間続いた。
H2BロケットはJAXAが開発している新大型ロケットで、H2Aロケットの能力向上型
である。LE-7Aを2基、固体燃料ロケットブースター(SRB-A)を4本搭載し、静止
トランスファ軌道(GTO)への打ち上げ能力は約8000kgである。
国際宇宙ステーション(ISS)に「きぼう」が取り付けられ、H2Bロケットの主な目的は、
ISSに補給物資、交換部品、実験装置などを運ぶ、 HTV(宇宙ステーション補給機)を
打ち上げることである。なお、HTV試験1号機を載せたH2Bロケットは、2009年夏に
打ち上げられる予定となっている。
この写真及び動画は、秋田大学学生宇宙プロジェクト(ASSP)が撮影したもの。
ソース:URLリンク(www.sorae.jp)
画像:URLリンク(www.sorae.jp)
(動画はソースで直接ご覧下さい)
Sorae.jp 2008年6月28日
【参考】
■H-IIBロケット第1段厚肉タンクステージ燃焼試験の結果について
URLリンク(www.jaxa.jp)
■H-IIBロケット
URLリンク(www.jaxa.jp)
■HTV(宇宙ステーション補給機)
URLリンク(www.jaxa.jp)
■秋田大学学生宇宙プロジェクト(ASSP)
URLリンク(www.mono.akita-u.ac.jp)