08/06/27 19:55:27
米航空宇宙局(NASA)の火星探査プロジェクトチームは26日、火星探査機
「フェニックス・マーズ・ランダー(Phoenix Mars Lander)」から送信されてきた
分析結果として、火星の土壌はアスパラガスの栽培が十分できるレベルだと
みられると発表した。
探査プロジェクトの科学チームを率いるアリゾナ大学(University of Arizona)の
Samuel Kounaves教授は、「火星の土壌に生命の発生を妨げるような特徴はない。
むしろ非常に向いていると言える」「裏庭の土と同じような土だ。アスパラガスが
良く育つだろう」などと述べた。
分析した土壌サンプルは、NASAが氷と断定した白い物体が発見された1センチ
平方メートルの表土。フェニックスのロボットアームで採取され、内蔵された8つの
炉の1つで1000度まで加熱して成分を調べたところ、マグネシウム、カリウム、
ナトリウムが発見された。
Kounaves教授は、「生命の存在に必要なだけの栄養成分を発見したと考えている。
現在データの解析を進めているところだが、おそらく他のミネラルも見つかるだろう」
「過去のいずれかの時点で火星に液体状の水が存在したという証拠だ」と説明。
「地球の乾燥地帯の土壌を解析したときと非常に似た結果だった。この点が一番
わくわくする発見だ」「チームは非常に驚いている」と話した。
ソース:URLリンク(www.afpbb.com)
画像:URLリンク(img2.afpbb.com)
(大きい画像はソースを直接ご覧下さい)
AFP BB NEWS 2008年06月27日 12:46