08/06/25 16:32:11
鳥取大学は二十三日までに、鳥大大学院医学系研究科機能再生
医科学専攻の押村光雄教授らによるヒト胚性幹細胞(ES細胞)を
利用したダウン症候群の治療研究計画を承認した。
ES細胞の染色体改変にまで踏み込んだ点で注目され、ダウン症で
起こる不整脈やアルツハイマー病の治療につながると期待される。
ダウン症などトリソミー症候群の患者は、通常は一対二本の染色体が
一部で一対三本になっており、発達障害や循環器系の異常などが起こる。
計画では、ヒト二十一番染色体を導入したダウン症のモデルES細胞を
作製。この細胞から心筋、神経、血液細胞などに分化を誘導し、不整脈や
アルツハイマー病の治療法、医薬開発に役立てる。
ES細胞はあらゆる細胞に分化することができるため、再生医療への応用が
期待されているが、今回の計画ではこれまでに確立した染色体導入技術を活用する。
押村教授は「新しい切り口の研究。一般の不整脈などの治療薬開発に
つながる可能性もある」と話している。
引用ソース:URLリンク(www.nnn.co.jp)
日本海新聞 2008年6月24日
他ソース:
URLリンク(www.med.tottori-u.ac.jp)
画像:URLリンク(www.med.tottori-u.ac.jp)
鳥取大学医学部HP
※依頼スレ#759より立てました