08/06/11 19:42:12
電離層で生じる電波特性の変化のため生じるGPSによる測位精度の誤差を補正する
新しい技術が米学術専門誌「Journal of Research and Applications」に掲載されて
いたことが9日までに明らかとなった。
この研究発表を行ったのは米テキサス大学および英バース大学の研究者から構成
される共同研究グループ。
GPS レシーバーは3つないし4つのGPS衛星からの電波を受信することにより三角測量の
要領で地上における現在位置を測定するが、GPS衛星から届く信号は地球の電離層で
生じる電波特性の変化のため、誤差が生じ、結果的に単純な単位測位の場合、精度の
高い軍用のGPSレシーバーであっても数メートル程度の誤差が生じることが知られていた。
共同研究グループは電離層で生じる電波特性の変化を継続的に観測することにより
いわゆる「宇宙天気予報」を作成。その宇宙天気予報に従い、予め電離層の電波特性の
変化値をGPSレシーバー側に与えることにより、GPSによる測位精度を大幅に改善させる
ことが可能であることが判ったとしている。
GPSのシグナルには電離層の他にも太陽風など、太陽や宇宙から飛来してくる宇宙線の
影響も受けことが知られており、研究グループでは、今後もこれら衛星からの信号に
影響を与える電波干渉を予測するための宇宙天気予報網の研究開発を行うとしている。
画像はヨーロッパ軌道決定センター(Center for Orbit Determination in Europe)が公表
している電離層マップ。
ソース:URLリンク(www.technobahn.com)
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Technobahn 2008/6/11 19:17