08/05/17 15:37:54
シャープは15日、小型で高出力な燃料電池の試作機を公開した。電子辞書につなげば
メタノール10ccでワンセグ放送を4~7時間見ることができ、大きさは18立方センチと
マッチ箱程度。同じ能力を持つリチウムイオン電池に比べ、体積は約2割小さく約6割軽い
ため、携帯電話などにも組み込める。出力は従来型の7倍。同じ出力なら、世界最小に出来る。
燃料電池はメタノールに含まれる水素と空気中の酸素を反応させて電気を取り出す。
試作機は電気を作る「セル」と呼ばれる短冊形の部品を井げたのように積み上げ、
セルを空気に触れやすくし、出力を高めた。
従来の燃料電池は同能力の充電池より大型で、NECなどの試作機は携帯電話に
外付けするタイプだった。シャープは安全性を高め、数年後の実用化を目指す。
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