08/05/10 07:34:11
ガスの燃焼エネルギーから直接発電して走行する電気自動車「熱電発電ビークル
(TEGV)」の走行試験に成功したと、大阪産業大学(大阪府大東市)が9日、発表した。
熱電発電は、半導体の表裏の温度差を利用する発電技術。焼却炉に取り付けて
排熱で発電し、炉自体の電力をまかなう装置など、メーカーや研究機関が競って
開発に取り組んでいる。
今回のビークルは、ガスを燃焼させて発電装置の片面を加熱し裏面を水冷することで
電力を得てモーターを回す仕組みで、熱電発電をエネルギーとした初の自動車になるという。
全長約2メートル、全幅約1・1メートル、重さ約96・5キロの車両で、最高出力は150W。
最高時速は20キロで1人乗り。通常の電気自動車よりも小型のバッテリーで、最高で
2時間程度走行できるという。
山田修教授(54)(材料科学専門)の研究チームが1年がかりで完成させた。
山田教授は「ボディの軽量化や装置の出力を上げることで、数年後には時速100キロで
長時間走行できるビークルを目指す。将来タンクにゴミを入れて走る未来の車が実現
するかもしれない」としている。
ソース:URLリンク(sankei.jp.msn.com)
画像:URLリンク(sankei.jp.msn.com)
msn産経ニュース 2008年5月9日 22:41
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