【物理】理化学研究所、反陽子の塊を捕捉し形状や密度を制御する方法を発見at SCIENCEPLUS
【物理】理化学研究所、反陽子の塊を捕捉し形状や密度を制御する方法を発見 - 暇つぶし2ch1: ◆NASA.emcN. @びらぼんφ ★
08/05/05 23:14:05
独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)と国立大学法人東京大学
(小宮山宏総長)の研究グループは、2.5テスラという強い磁場の中で大量の
反陽子の塊を捕捉し、その形状や密度を制御する方法を見いだしました。

これにより、反物質研究の鍵となる「反水素原子(水素原子の反物質)」の“原材料” を
制御することができるようになりました。この成果は、東京大学大学院総合文化研究科
広域科学専攻黒田直史助教(元理化学研究所協力研究員)、理研基幹研究所
山崎原子物理研究室の山崎泰規主任研究員(東京大学大学院総合文化研究科
広域科学専攻教授)らの研究成果です。

ビックバンから始まったと考えられている私たちの宇宙には、物質と反物質が等量に
存在するはずです。しかし、広く宇宙を見渡すと、“物質”ばかりからなっているように
見えます。この不思議な現状を理解するため、研究グループは、反水素原子を実験室で
作り出し、これを捕捉して、その性質を詳細に観測し、水素原子との違い(CPT対称性)を
明らかにしようという研究を進めてきました。

本研究では、反水素原子の主要“原料”である反陽子を真空中に大量にため込むとともに、
ため込んだ反陽子の雲を自在に操作することができる手法を確立しました。

これまでは、反陽子をため込むことはできても、その空間分布をコントロールすることは
至難の技でした。従って、今回の成果は、ほぼすべての低エネルギー反陽子研究に
とって待ち望まれた技術といえます。

ソース:URLリンク(release.nikkei.co.jp)
日経プレスリリース 2008年05月02日
(続く)



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