【再生医療】iPS細胞 難病患者皮膚から作成 米ハーバード大が成功[08/04/07]at SCIENCEPLUS
【再生医療】iPS細胞 難病患者皮膚から作成 米ハーバード大が成功[08/04/07] - 暇つぶし2ch1:白夜φ ★
08/04/07 22:49:47
<iPS細胞:難病患者皮膚から作成 米ハーバード大が成功>

さまざまな細胞や組織になる能力を持つ「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」の技術を使い、
米ハーバード大幹細胞研究所が、難病に苦しむ患者から皮膚の提供を受け、患者自身の
iPS細胞作成に成功したことが明らかになった。同研究所は神経疾患や糖尿病、肥満症
など、さまざまな病気の患者から細胞の提供を受け、実際の治療に向けた研究に活用する
iPS細胞の「データベース」作りを検討している。

成功したのは、同大のチャド・コーワン准教授らのチーム。遺伝子異常によって重度の
高尿酸血症などを起こす「レッシュ・ナイハン症候群」という難病の患者1人から提供を
受けたという。

コーワン准教授らは今後、心臓病や糖尿病を合併している肥満症患者、他の病気を
持っていないとみられる肥満症患者ら、さまざまなタイプの患者から皮膚細胞の提供を
受ける予定という。コーワン准教授は「今後5年間で、数百人から細胞提供を受けたい」
と話している。

同研究所は主に患者のiPS細胞を、病気が起きる仕組みの解明や新薬開発に利用する
ことを目指している。地域の病院を通じ、患者に提供を呼び掛けている。

日本では3月、iPS細胞の生みの親である山中伸弥・京都大教授らが、筋ジストロフィーや
糖尿病など十数種類の病気について、患者の細胞を使ったiPS細胞作成を目指す研究
計画を倫理委員会へ申請する方針を明らかにしている。【永山悦子】

 ◇ことば 人工多能性幹細胞(iPS細胞)
体のさまざまな部位の細胞になる能力を持つ人工の幹細胞。従来の万能細胞「胚(はい)性
幹細胞(ES細胞)」は受精卵を壊して作るため倫理的問題があった。

iPS細胞は、患者本人の細胞から作れるため、患者と同じ遺伝情報を持つ。拒絶反応のない
臓器や組織を作り病気やけがの治療に使う再生医療や、病気の仕組みの解明、新薬の探索
に役立つと期待されている。

毎日新聞 2008年4月7日 2時30分(最終更新 4月7日 20時19分)
URLリンク(mainichi.jp)


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