08/07/11 18:04:07 xlnFs9vi
専門家じゃないんで、誤訳スマン。
タンデムセルは2つの光触媒を重ねたものです。前面は、ナノ結晶酸化金属皮膜により、
日光から高エネルギー紫外線と青色成分を吸収し、エレクトロン・ホールの対を生成します。
緑・赤よりも長い波長成分は前面セルを透過し、Graetzelセルに吸収され、
どういう条件の光でもほぼ電位を生成します。
2つのセルは電気的に繋がれており、電解液中の水分子を分解するのに必要な電流を
ともに供給します。セルはどこにでもある安価な材料で製造できます。
タンデムセルの秘密は、入射光のフォトンに反応する酸化金属の働きです。
形状を工夫することにより、皮膜の効率をあげるよう研究しています。
酸化金属がタンデムセルの効率を決める最大の要因ですが、
そのほかの電極や電解液やメカ的な設計要素を最適化することにより、
集光と水素生成を最大限にしたいと思っています。
セルの最も高価な部品は、ナノ結晶皮膜を収納する特殊ガラスにあります。
タンデムセルの配列と同時に効率最大化のための集光装置を研究します。