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筋肉弱る難病、薬の候補開発・大阪バイオ研など
大阪バイオサイエンス研究所、国立精神・神経センター、アロカなどは、筋肉が弱る難病「デュシェンヌ型
筋ジストロフィー」の進行を止める薬の候補物質を開発した。動物実験では筋肉の壊死(えし)を抑えられた。
飲むタイプのため、実用化できれば患者の体への負担も少ない。
研究チームは今後、長期間の効果を調べる。
デュシェンヌ型筋ジストロフィーは全身の筋肉が少しずつ壊死によって失われ、次第に歩行や呼吸が困難
になる遺伝性の難病。男性に患者が多く、約4000人に1人の割合で発症するが、現状では筋肉を鍛える
リハビリが治療の中心という。
大阪バイオサイエンス研などは、壊死した筋肉の周囲で炎症にかかわる酵素「HPGDS」がたまることに
着目した。この酵素の働きを抑える物質を合成して、筋ジストロフィーを発症するイヌに飲ませた。
[2008年1月14日/日本経済新聞 朝刊]
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