07/12/25 22:55:45 BE:68994454-2BP(135)
不可欠な遺伝子は2つ 万能細胞作製で米チーム
京都大の山中伸弥教授が、皮膚細胞に4つの遺伝子を組み込む方法で作製した万能細胞(iPS細胞)
について、作製に不可欠な重要遺伝子はそのうち2つだとする研究を、米ハーバード大などのチームが
英科学誌ネイチャー電子版に23日付で発表した。
山中教授が大人の細胞で世界初の成功を発表してから1カ月余り。iPS細胞に関する成果はこれで
5つ目で、この分野の競争の激しさがあらためて浮き彫りになった。
山中教授らも、4遺伝子のうち、がん遺伝子を除く3遺伝子だけでiPS細胞をつくることに既に成功している。
ハーバード大などは今回、3遺伝子のうちiPS細胞の作製に本質的に重要なのは「OCT4」「SOX2」の
2つと特定。さらに、作製の効率を高めるためには、がん遺伝子か、残り1つの遺伝子かのいずれかが
必要なことも突き止めた。
(共同)
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
Reprogramming of human somatic cells to pluripotency with defined factors
Nature advance online publication 23 December 2007 | doi:10.1038/nature06534;
URLリンク(www.nature.com)