08/02/26 23:24:24 whdEyZ4Y
再び引用
【引用開始】
手短にウェブサイトから集められる資料をもとに、アポロミッション時における太陽フレアからの
放射線被ばくについて考察をしてみた。
国立天文台の太陽黒点数のデータからアポロミッションが行われていた1968年~1972年頃は、
太陽が極大期であったことがわかった。
極大期には太陽活動が活発になり、黒点の数が大幅に増え、太陽フレアと呼ばれる、
高エネルギー粒子線が大量に放出されることがわかっている。
また、NASDAの資料によれば、その粒子の数は通常の100~10000倍にもなるということがわかった。
これらの放射線を月面上で遮蔽するには月の砂を5メートルもの厚さに積み上げるほどの遮蔽材が必要らしい。
こんな遮蔽はアポロミッション時の宇宙服にはもちろん施されていなかっただろうし、月面着陸船すらも
持ち合わせていなかっただろうと思われる。
想定されていたのは、銀河宇宙線による被ばくと平常時の太陽粒子線による被ばく量くらいだったのではないか。
こうして、スカイラブやスペースシャトルのデータも合わせて、1日あたりの被ばく量を見てみると、
アポロミッションでの被ばく量が月軌道まで行ったわりにはかなり低い値であることが明確になってくる。
実際は地球磁力線の内側の地球周回軌道を廻っていただけなのではないのか?
わかりやすく、アポロ14号時の被ばく線量をシーベルトで表すと、アルファー線でも、25mSv/1日、
ベータ線とガンマー線では1mSv/1日にしかならない。アポロ11号ではα線で4mSv/日、βと
γ線で0.2mSv/日ですよ、月へ行ったにしてはあまりにも少なすぎませんかね。
これはどうみても宇宙ステーションなどで使われる地球周回軌道、つまり地球磁力線の内帯(バンアレン帯)
より低い高度を飛んでいた時の値にしか思えない。
最近の研究で、『宇宙ステーションの飛行高度(約400 km)における被ばく線量は、1日当たり1 mSv と
見積もられている。
また、太陽に巨大なフレアが生じると、1日当たりの被ばく線量は10 mSvを越える。』ということは、
前回引用文にてご紹介したとおりである。ちなみに、飛行高度約400kmを飛ぶスペースシャトル3のばあいは
α線で10mSv/日。
【引用終了】
これは?